鹿児島県酒造組合奄美支部・奄美大島酒造協同組合は、奄美群島の「奄美黒糖焼酎」を製造している全ての蔵が加盟している組合です。
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喜界島
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奄美大島
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徳之島
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沖永良部島
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与論島
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㈲亀澤酒造場
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高岡醸造㈱
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天川酒造㈱
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中村酒造㈱
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㈲松永酒造場
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奄美酒類㈱
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㈱奄美大島にしかわ酒造
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天川酒造 ㈱
住 所:891-7425 鹿児島県大島郡徳之島町花徳789
電 話:0997-84-1221
創 業:昭和22年
蔵人数:3人
代表者:乾 眞一郎(いぬい・しんいちろう)
杜 氏:三代 和彦(みよ・かずひこ)
主な銘柄:「奄美」「煌の島奄美」(以上共同瓶詰)
沿 革
昭和22年台湾や沖縄の八重山諸島で製糖業をしていた乾純之助氏が、戦後アメリカ軍政下におかれていた徳之島へ戻り地元で創業。
昭和32年当時の流球農事試験場より優良品種「NCO310号」の種苗を譲り受け自前の畑で苗を増やし、5年にわたり農家に無償で苗を配布すると共に、原野を開墾し農地の拡大にも取り組んだ。
氏は昭和35年に「大和製糖」を興し製糖業も手がけたが、分蜜糖の生産を進める国の政策により含蜜糖の生産は時流に沿わなくなり、地域の期待を込めた事業はわずか5年で幕を閉じることとなった。
昭和40年徳之島の6蔵元が共同瓶詰会社「奄美酒類」を設立。
「天川」の銘柄を「奄美」に統一し現在に至る。
蔵の特徴
蔵の向かいにはサトウキビの記念碑の横に「天川酒造」のバス停があり、この蔵が地域に根ざし歩んできたことが伺える。
二代目の乾 辰郎氏はアルトサックス奏者で、昭和30年~50年代東京や九州でプロのジャズミュージシャンをしていた芸術家肌。
その後島へ戻り天川酒造へ、奄美酒類の社長兼務の昭和61年「煌(きらめき)の島」の商品開発に携わった。
三代目の乾 眞一郎氏は、東京農業大学醸造学科を卒業後20代は醸造試験所での研修や日本酒類販売、奄美酒類東京出張所で営業を経験、30代で島に戻り後を継いだ。
平成30年まで奄美酒類の社長を兼務した。
造りの特徴
麹(こうじ)造りにはタイ米を使用し、白麹で一度に360キロを仕込む。腐食しにくく保温性に優れたFRP(繊維強化プラスチック)製タンクで麹を一次仕込みし、そのまま同じ容器に黒糖を2回に分けて投入する伝統の「スッポン仕込み」。仕込み水は井之川岳水系の硬水を使用する。 ミネラル分を多く含み、麹菌や酵母の育成に適している。
蔵見学について
見学可
時間帯 7:30~16:30
無休(11月~5月) 造りの時期(11月~5月)以外はお問い合わせください。
駐車場 有(2台)
予約不要(11月~5月)
問合せ先 Tel:0997-84-1221
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天川酒造
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