鹿児島県酒造組合奄美支部・奄美大島酒造協同組合は、奄美群島の「奄美黒糖焼酎」を製造している全ての蔵が加盟している組合です。

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㈲亀澤酒造場高岡醸造㈱天川酒造㈱中村酒造㈱㈲松永酒造場奄美酒類㈱㈱奄美大島にしかわ酒造
㈲ 亀澤酒造場
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住 所:891-7101 鹿児島県大島郡徳之島町亀津849-1
電 話:0997-83-0028
創 業:大正10年
蔵人数:4人
代表者:亀澤 秀人(かめざわ・ひでひと)
杜 氏:尚  哲也(なお・てつや)
主な銘柄:「奄美」「煌の島奄美」(以上共同瓶詰)

沿 革
大正10年創業の徳之島で最も老舗の蔵だ。
創業者の亀澤道喜氏は、旧亀津村長や旧亀津町長を歴任し、徳之島町の名誉町民第1号となった地元の名士。
沖縄から杜氏を招き、亀津の海岸付近に蔵を開いた。
創業当時の蔵は茅葺き屋根の木造小屋で、薪で火を焚いて米蒸しや蒸留を行っていたため、風が吹き込めば火の粉が飛び、時おりボヤ騒ぎを起こすなどした。 同様の木造家屋が密集していた町なかでは心配が絶えず、昭和の始め頃、質の良い地下水に恵まれた現在地へ移転した。
昭和40年に島内の酒造蔵が集まり共同瓶詰会社奄美酒類㈱が設立され、奄美酒類への加盟に伴い「まる一」の銘柄は廃止された。

蔵の特徴
広さ500平米の広々として天井の高い蔵の中には、いつも音楽が流れている。これは、代表者の亀澤秀人さんの趣味。
若い頃は元気の出るロックンロールを好んで聴いていたが、60代になった今は落ち着いたクラシックが心地よく感じるようになったとか。
昔はラジオの「沖縄放送」を流しながら作業をしていたが、ラジオが壊れてからは有線放送を蔵に入れて音楽を流している。
亀澤の名にちなみ、海ガメウォッチングも趣味の一つだそうだ。

造りの特徴
麹は銘柄により黒麹と白麹を使い分け、米と黒糖の割合は約1:1.8。
蔵の地下から汲み上げた硬水の仕込み水は、豊富に含まれるミネラル分を栄養にもろみがよく発酵するという。
大きな仕込みタンクに溶かした黒糖が2回に分けて投入され、もろみの中の酵母はゆっくりと糖を食べ、アルコールを造る。
常圧で蒸留された原酒は23キロリットル入る巨大なステンレス製貯蔵タンクに収められ、1年以上寝かせながら、徐々に浮いてくる油分を人の手で丁寧にとり除かれる。

蔵見学について
Responsive image 見学不可
申し訳ありませんが、見学コースは設けておりません。


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