鹿児島県酒造組合奄美支部・奄美大島酒造協同組合は、奄美群島の「奄美黒糖焼酎」を製造している全ての蔵が加盟している組合です。

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㈲亀澤酒造場高岡醸造㈱天川酒造㈱中村酒造㈱㈲松永酒造場奄美酒類㈱㈱奄美大島にしかわ酒造
中村酒造 ㈱
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住 所:891-7612 鹿児島県大島郡天城町平土野43-12
電 話:0997-85-2016
創 業:昭和22年
蔵人数:4人
代表者:中村 功(なかむら・いさお)
杜 氏:中村 裕(なかむら・ゆたか)
主な銘柄:「奄美」「煌の島奄美」(以上共同瓶詰)

沿 革
昭和22年に遡る。初代・中村資盛氏は、旧東天城村・花徳の地主である蔀家の生まれ、分家し姓を中村と改め沖縄から杜氏を招き、小作地であった平土野の現在地に泡盛の酒造場として創業した。
その後昭和39年、本格焼酎製造業は「中小企業近代化促進法」の指定業種となり、家族経営の小さな蔵は協業化か廃業を迫られた。
徳之島では昭和40年に島内の蔵が集まり共同瓶詰会社奄美酒類㈱が設立され同社への加盟に伴い銘柄「富久盛」は廃止された。

蔵の特徴
杜氏は前社長の三男であり、叔父でもある焼酎造り50年のベテラン杜氏について5年間修業したのち、平成15年に杜氏の職を引き継ぎ、蔵の製造責任者として采配を振るっている。
蔵では毎年11月頃から黒糖焼酎造りを始めて、年の明けた翌1月頃から香りの良い黒糖の新糖が出始めるので、2月から4月にかけては1日に2回蒸留を行う造りのピークとなる。

造りの特徴
一次仕込みには外気温の影響を受けにくく、温度の安定するFRP(繊維強化プラスチック)を使用し、二次仕込みと三次仕込みにはステンレスのタンクを使用して、溶かした黒糖を2回に分けて加え、米と黒糖の比率は、約1:1.7。
もろみの温度が高すぎる場合は水冷のクーラーを使用して温度を下げ、外気温が低くもろみの温度が下がりすぎる恐れがある場合はタンクにウレタンを巻いて保温する。
都度もろみの状態を見て、タンクに2枚巻いたウレタンを1枚外すなど、きめ細やかにもろみの面倒をみている。

蔵見学について
Responsive image 見学可
時間帯 10:00~15:00
無休(11月~4月)
造りの時期(11月~4月)以外はお問い合わせください
駐車場 無
要予約 問合せ先 奄美酒類Tel:0997-82-0254


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