鹿児島県酒造組合奄美支部・奄美大島酒造協同組合は、奄美群島の「奄美黒糖焼酎」を製造している全ての蔵が加盟している組合です。

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㈲ 奄美ハブ酒本舗
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住 所:894-0031 鹿児島県奄美市名瀬金久字手保2276-5
電 話:0997-53-8027
創 業:昭和51年
蔵人数:2人
代表者:中本 富明(なかもと・とみあき)
担 当:貞  信雄(さだ・のぶお)
主な銘柄:「ハブ酒」
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沿 革
昭和29年に奄美大島に移住した、和歌山県・海南市出身の中本英一氏が観光客相手にホラ貝を売る土産物屋を開き、昭和51年ハブの飼育や展示・ハブの加工品の販売業を行い創業した。
ある時、持ち込まれたハブの姿入酒の瓶を店先に置いていたところ、それを珍しがってお客さんが入るようになり、じきにハブを買い取ってハブの粉や黒焼きの販売を始め、ハブの捕獲業にも携わるようになり、ハブの生態や習性に詳しくなった英一氏は、保健所の依頼で行政の視察団や観光客への説明役を務めることになる。

蔵の特徴
英一氏がハブ酒本舗に先駆けて昭和44年に開設した「奄美観光ハブセンター」は、名瀬では老舗の観光名所であり、館内では「ハブ酒」のほか、ハブの油やハブ肝エキス・ハブ革の財布などの加工品を販売している。
「ハブ酒」はその名のとおり、奄美大島で捕獲されたハブと各種の薬草を漬け込んだリキュールだ。

造りの特徴
奄美黒糖焼酎の原酒をベースとして、原酒に無毒化したハブを漬け込み、ケイヒ・シソ・キッピーの三種の薬草を漬け込む。
原酒に喜界島産の花良治みかんの果皮を漬け込み、以上三種類の酒をブレンドして濾過を行い、砂糖を加えて調味した後にアルコール度数35度に割水し、商品によりハブやハブの臓器と共に瓶詰めして商品化される。
花良治みかんの果皮は、収穫時期に合わせ毎年10月にまとめて1年分を漬け込む。
複雑な「ハブ酒」の味を仕上げるのは、ブレンダーの貞 信雄さん。
ブレンドは年に2回行い、半年間以上貯蔵して味を馴染ませた物から出荷している。

蔵見学について
Responsive image 見学可
時間帯
休 日
駐車場
要予約
問合せ先(ハブセンター)
Tel:0997-52-1505


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