鹿児島県酒造組合奄美支部・奄美大島酒造協同組合は、奄美群島の「奄美黒糖焼酎」を製造している全ての蔵が加盟している組合です。

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㈲ 富田酒造場
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住 所:894-0034 鹿児島県奄美市名瀬入舟町7-8
電 話:0997-52-0043
創 業:昭和26年
蔵人数:4人
代表者:富田 真行(とみた・まさゆき)
杜 氏:富田 真行(とみた・まさゆき)
主な銘柄:「龍宮」「まーらん舟」「かめ仕込」「らんかん」
https://kokuto-ryugu.co.jp/
沿 革
初代・富田豊重氏がアメリカ軍政下の昭和26年、「らんかん酒造場」として、奄美群島最大の繁華街である奄美市・屋仁川通り近くのらんかん山の麓で昔ながらの甕仕込みで創業した。

蔵の特徴
年400石ほどを生産する、最も小さな奄美黒糖焼酎の蔵である。
創業以来使用する甕壺32個を使い、黒麹を使って昔ながらの仕込みを行っており、焼酎のキレのよさと芳醇な味わいの秘密は甕仕込みにある。
一次と二次の仕込みを通じて甕だけで行う蔵はそう多くないと、杜氏の富田真行さんは「甕で仕込むのはデメリットの方が多いぐらい」と苦笑いする。
創業以来70年使用している32個の甕は富田酒造場の命ともいえる。

造りの特徴
麹に使用するのは黒麹と国産のうるち米、仕込みと割り水に使用するのは、奄美市の山中奥深くに位置する原生林・金作原を水源に持つ、サッパリとした軟水。
甕で仕込むのは製造量も少なく、甕ごとの風味にばらつきが出て、味を整えるために人の手や手入れの手間もかかる。
甕の匂いを嗅ぎおかしな感じがしたら洗浄を行い、甕からもろみが漏れてくれば補修をし、それだけの苦労を厭わないのは、甕が焼酎に厚みのあるボディをもたらしてくれる。
甕由来の土臭さも焼酎の風味を形作る大切な要素のひとつ。

蔵見学について
Responsive image 見学可、週に2〜3日程度開催。要予約。1,000円から。
時間帯 13:00~17:00
休 日 日曜日
駐車場 有(1台)
要予約
問合せ先 Tel:0997-52-0043


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